母の介護のため、介護離職した50代後半の私の実体験です。

 

まず、自宅にいる時間がほとんどのため、極端に歩く時間が減りました。

 

いつのまにか、お腹周りに脂肪がついて、体重も知らぬ間に増えていました。

 

運動らしきことは何もしていませんでしたから、当たり前なんですが、なんだか身体が重いなあ、と感じて体重計に乗って、5キロくらいオーバーしていたので、びっくりしました。

 

身体を動かさない日々に加え、介護のストレス解消は、甘いお菓子やスイーツを食べることでした。その上、食生活はご飯や麺類中心で、お肉や魚、卵などタンパク質が圧倒的に不足していました。

まず、以前、母の歩行補助中に痛めた右の大腿骨が痛み始めました。

 

そして、無力感。母の生活補助以外は何もする気力がなく、ただ毎日を無為に過ごす日々が流れていきました。

 

唯一の楽しみは介護ブログを読むこと、韓流ドラマに浸ることくらい。

 

体力も落ちていきました。たまにヘルパーさんに来て母をみてもらえる日は1時間ほど買い物に出かけるのですが、買いたいものは忘れるし、すぐ疲れてしまいました。

 

ある日、入浴中に自分の太ももの内側の内側の筋肉がげっそり削げ落ちてしまっていることに気づき、ゾッとしました。

 

これではいけないと危険信号が点滅しました。何か運動をしなくちゃとあせっていました。

 

そして、母もかかりつけ医からタンパク質不足を指摘され、医療用のプロテインを摂ることになりました。

 

わたしもちゃっかりそのプロテインをコーヒーに入れ、飲むようになりました。

 

近くで女性専用のフイットネスクラブがオープンすることを知り、早速体験入学を申し込みました。

 

上半身、下半身の筋肉をバランスよく鍛えるマシーンのおかげで、みるみる下半身、特に太ももの筋肉が戻ってきました。

 

階段を登るのに手すりが必要なほど下半身の筋肉が衰えてしまっていましたがひと月もすると、スイスイと登れる自分に驚きました。ここなしか垂れていたお尻の筋肉もアップしてきて、筋トレは美容効果もあるんだと実感しました。

そして私より年長の先輩女性がハツラツと汗を流し、趣味に仕事にまた、海外旅行や孫のお世話まで楽しんでいる姿にとても刺激を受けました。

80代でも筋肉は鍛えればつくんですね。皆さんとても活動的で生きるエネルギーに満ち溢れていらっしゃいます。

私も筋肉がついてくると、体力とともに気力も出てきました。

80代の母にも筋肉をつけるチャンスはあるなあ、と思えるようになりました。

 

今度は母も体験してもらおうか!と希望も出てきました。

介護一色だった私の生活に筋トレをプラスすることで、やる気と元気に満ちた生活が取り戻せました。